ブログ 2016年10月08日
皆さんは、日常生活の中で、カラダを痛めないよう姿勢や動作にどの程度気をつけていますか?
例えば・・・、
①「棚の上の物を取る」「洗濯物を干す」とき ⇒ 腰を反らせたり頭だけ上げていませんか?
②「後ろに振り向く」とき ⇒ 顔(首)だけ向けていませんか?
③「椅子に座ったり立ったりする」とき ⇒ 下肢のアライメント(股関節と膝とつま先の並び)に気をつけていますか?
④「床の物を持ち上げる」とき ⇒ 腰を落とすことに気をつける方は多いと思いますが、背骨や下肢のアライメントまで気をつけていますか?
この①~④の正しい動作のポイントを確認するとともに、それぞれに有効なピラティスのエクササイズを今回(第5回目)、ご紹介しました。
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①腰椎は反らせない(伸展させない)で、胸椎を伸展させることで、背骨の自然なカーブを導きます。そのためには、肩甲骨の使い方が重要です。
胸椎の進展を促すエクササイズ:プローンエクステンション・スワン
②背筋をまっすぐ伸ばして(背骨の軸を意識して)、首(頸椎)ではなく、胸椎を回旋させることがポイントです。
胸椎の回旋を促すエクササイズ:ブックオープニング
③④立ち座りや物を持ち上げる際、まず下肢は、股関節と膝の皿の中心と足の第2趾(人差し指)を一直線にします。また、両膝の間・両足の間は握りこぶし1つ分の間隔を空けます。また、背骨がニュートラルになるよう軸を意識します。
背骨の軸を意識した上で、下肢のアライメントを修正するエクササイズ:ハーフスクワット
皆さんも是非、日常生活の姿勢や動作を見直してみてください。
そうして、正しい姿勢や動作を身につけるために、
カラダ取説のピラティスエクササイズを習慣化しましょう!